【歯のコラム】虫歯をどれくらい放置すると危険ですか? むし歯 進行 どうなる
こんにちは。
綾瀬駅徒歩3分のところにある、Мデンタルクリニック綾瀬です。
「虫歯はあるけど、まだそんなに痛くないし、治療はもう少し先でもいいかな…」
そんなふうに思ったことはありませんか?
初期の虫歯は自覚症状が少ないため、ついつい放置しがちです。しかし、虫歯は自然に治ることはなく、放置することで確実に進行し、治療が複雑・大掛かりになる恐れがあります。今回は、虫歯を放置するとどうなってしまうのか、放置期間ごとのリスクについて詳しくご説明します。
虫歯をどれくらい放置するとやばいですか?

虫歯の進行スピードには個人差がありますが、一般的には数か月〜1年程度放置すると、歯の神経(歯髄)が死んでしまうことがあります。
虫歯が進行しても最初は痛みを感じないことがあります。しかし、それを放置してしまうと、以下のようなステップで進行していきます。
虫歯の進行段階と放置リスク
段階 | 症状 | 放置によるリスク |
C1:初期虫歯(エナメル質まで) | ほぼ無症状 | まだ削らずに経過観察可能な場合もあるが、進行しやすい |
C2:象牙質まで進行 | 冷たいものがしみる | 徐々に痛みが出てきて、治療に麻酔が必要になることも |
C3:神経(歯髄)に達する | 強い痛み、ズキズキとした痛み | 神経を取る「根管治療」が必要に。治療回数も増加 |
C4:歯冠崩壊・歯根のみに | 痛みが治まるが、膿や腫れが発生 | 抜歯になるケースも。放置により顎の骨に炎症が広がることも |
「痛くないから大丈夫」は危険なサイン
虫歯が神経まで進行し、神経が死んでしまうと一時的に痛みはなくなることがあります。
しかしこれは決して「治った」わけではなく、むしろ体からの危険信号を感じにくくなっている状態です。その後、歯の根の先に膿がたまり、激しい痛みや腫れを引き起こす「根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)」へと発展することもあります。
虫歯は自然治癒しません。早めの受診を!
虫歯は風邪のように自然に治る病気ではありません。
ごく初期の状態(C0)を除いて、進行すればするほど、治療にかかる時間も費用も増えていきます。
「少し違和感があるかも」「しばらく歯医者に行っていない」
そんなときは、ぜひ早めに歯科を受診して、専門的なチェックを受けましょう。
まとめ
- 虫歯は数か月放置するだけでも深刻な状態に進行する可能性があります
- 痛みがないからといって安心せず、定期的に歯科検診を受けましょう
- 早期発見・早期治療が、あなたの大切な歯を守るカギです
綾瀬で虫歯治療や定期検診をご希望の方は、Мデンタルクリニック綾瀬へお気軽にご相談ください。患者さま一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけております。
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