明けましておめでとうございます。今年の干支、うさぎと不正咬合。
今年の干支、ウサギは草を磨り潰すことに特化した歯を持っていて、進化の過程を経てすべての歯が一生伸び続けるという性質があるそうです。
ウサギが好むペレット(フード)やドライフルーツなどを多給していると、歯がうまく擦り減らず、本来とは異なる方向に歯が伸びたり、一部の歯が削られずトゲ状になることがあるそうで不正咬合の原因となるそうです。
お子様の不正咬合について心配されてる親御さんも多いかと思います。
食事をする際に使う顎は不正咬合を放置してしまうと顎の筋肉に影響を及ぼしたり、歯並びが原因で虫歯や歯周病になりやすくなったり、上手く発音が出来ないという原因にもなってしまいます。
子供の不正咬合の種類はいくつかありますが、例えば「叢生(そうせい)」は顎が小さいのが原因で、歯の生えるスペースが狭い事で歯が真っ直ぐ生える事が出来ずにガタガタになってしまいます。厚生労働省の調べによると日本人のおよそ4割が「叢生(そうせい)」状態というデータがあるそうです。
一度、小児専門医のいる当院へ検診にいらしてみてはいかがでしょうか。